日中の乾燥と肌状態の研究

日中の急激な乾燥がもたらすこと

季節を問わず使うようになったエアコンや、マスクの着脱…最近の日中の環境は急激に湿度の変化が起こりやすく、肌にとっては過酷なことも。

日中の肌について研究を進める中で急激な乾燥環境下で「角層は縮む」ということがわかってきました。

角層縮みとは

日中ピンとつっぱった感じがしたり、乾燥による化粧くずれが起こったりするのは、“角層縮み”つまり、角層細胞が縮むことによって起こっています。

また、若い人ほど日中に角層が縮みやすいということもわかってきました。

〈正常な角層細胞〉

角層細胞が水分で満たされ
キメがふっくらしている

〈水分不足により縮んだ角層細胞〉

角層細胞が縮むことでキメが平坦になり
ピンと張ったようにつっぱる

乾燥前の状態に戻る性質に着目

そこで着目したのが、乾燥したワカメや干しシイタケに水を与えると乾燥する前の状態に“戻る”性質です。
これは、ワカメやシイタケに含まれる保水効果のある成分によるものです。

保水されることで角層縮みを防ぎ、キメを整える効果があることがわかりました。

日中、水を飲むように肌もきちんと日中の保湿を習慣にすることが大切です。

イプサはこれからも日中に変化する肌状態について研究を進めていきます。