素肌茶人INTERVIEW vol.1

クリアな素肌と日々の暮らし

FILM MAKER / DANCER

吉開 菜央

2024.03.26

素肌茶屋「吉開 菜央」

クリアな素肌と日々の暮らし

映像作家、ダンサー、作り手としても、演者としても作品に関わる“表現者”の吉開菜央さん。何事に対しても高い吸収力を持つ吉開さんだからこその演出や、全身での表現がとても魅力的です。無色透明な存在であり続けながら、日々変化と進化することを恐れない。その秘訣を探ります。

FILM MAKER / DANCER

吉開 菜央(よしがい なお)

映像作家、ダンサー。映画やMVの監督、演出はもちろん、ダンサーとして出演も。監督をした主な作品には『Shari』(2021年)、『GrandBouquet』(2019年)、『ほったまるびより』(2015年)などが。

  • @ghiiyonda

生き方を調整するヒントをくれた
禅寺体験

クリエイターが作品を作り表現する上で、意識せざるを得ないのは世の中の流れ。ここ数年は、世界を巻き込む大きな事象が立て続けに起こり、その目まぐるしく変わる環境に順応したり、反発したり、1人ひとりが選択を迫られてきました。

いち表現者である吉開さんはそれまで数々の作品を制作してきましたが、コロナと自身が監督をつとめた映画『Shari』の制作を経て、ご自身のなかで大きく変わったことがあったのだそう。

「コロナを経験したことと『Shari』の制作を通して、それまでは漠然と感じていた、世の中や世界に対しての違和感がはっきりとクリアになったんです。地球温暖化や、自分でお米や野菜を育てたり、自分の手で生き物を殺さなくてもご飯が食べられる状況があること。言葉にはしにくいけれど違和感があったそれを、具体的に体で感じてしまって。ほかにもいろいろな要素が重なったこともあり、調子も体調も狂ってしまったんです」

「それでも、生きることや作品を作ることが“やりたいように”ではなく、“あるべきように”できたらいいなと思いました」と吉開さん。言葉では表現できないような大きな変化に対して、吉開さんが自身の内面と向き合うために向かった先は禅寺でした。

「1番大きかったのが、白米の美味しさに気がつけたこと。それまでは、食べることをおろそかにしていたんですよね。時間を短縮するために出来合いのものだけで済ませたり、必要な野菜は飲み物だけで摂っているつもりになっていたり。禅寺では、まず最初にお茶碗を両手で持ち、箸を持ち、白いご飯を最初に食べる、という食事の際の作法があります。そのときのご飯が感動するほど美味しくて“食べ物=自分”なんだという実感が湧き、食に対しての考えもがらりと変わりました」

「体の内側がすっきりすることで、精神や生き方にもいい影響をもたらしている気もしています。そして、内臓の調子がいいと気持ちが前向きになりやすいですね。長年悩まされていた便秘が食生活を改善したことで解消されて、それに伴い肌も元気になった気がします」

ルーティンがもたらした余裕

内臓、肌、心、身体、すべて一つのつながりの中にあると吉開さん。朝起きたら太極拳をして、お米を炊き、味噌汁をつくり、掃除後に声を出す。禅寺で得た経験から、吉開さんなりの毎朝のルーティンが生まれたのだと教えてくれました。日々の暮らしにそんな土台があるからこそ、自由にできる余白が生まれます。

吉開さんのある日の朝食

「踊りもそうですが、バランスを崩して不安定になるからバランスを取ろうと体が動きます。そういうときにこそ、面白い動きが生まれて踊りのように見える、と感じているのですが、それは踊りに限らず通じる気がしていて。だから変化は楽しみたいし、変化が起こるような行動をもとから心がけてはいます。ただ、心身の余裕がないとできないので、それを作るために決められた生活を過ごすように」

いつか訪れる “変化” を楽しむための、日々のルーティン。それには、ただなんとなくこなすのではなく、取捨選択することが重要になってきます。たとえば、吉開さんは禅寺でのデジタルデトックスを経験し、SNSを見ることを以前の10分の1程度まで制限するようになったのだそう。

「自分も発信をしなくてはいけない立場ではあるのですが、そのぶん受信もしてしまう。影響を受けやすいのかそれで体調を崩してしまって。いくらでも繋がれるSNSは、いい意味でも悪い意味でも運命がそこら中にある感じ。私には、実際に足を運んで偶然出会えたコト、モノ、人など、頭だけではなく体で感じられた方が健康的だし、体のスピードに合っているんだとも感じました」

自分と向き合い、自分にとって心地よい暮らしを見つけた吉開さん。内面からストレスを減らすことは、心にはもちろん、肌にもいい影響を与えてくれるのは言うまでもありません。随所の考えに“吉開さんらしさ”を感じられましたが、ご自身では「“自分らしさ”がわからない」のだそう。その中でも大切にしていることとは?

「ルールを設けないようにしていることでしょうか。好きなものもコロコロ変わったりするのですが、その変化に対しては心身が気持ちいいと感じるものにしたいので、体と心が分離しないようには心がけているのかもしれません」

疑問がクリアになる肌測定

前章であった禅寺での経験が、実は肌にもよい変化をもたらしている気がするとお話してくれた吉開さん。内なる自分に耳を傾け身体をいたわってあげることで、素肌の調子も自然とよい方へと向かい、気持ちが前向きになると同時にパフォーマンスの向上にも繋がってきます。

ただし、それは正しいスキンケアをしていることが前提。自分の肌はどんな特徴があって、どんなスキンケアが向いているのかを知る必要があります。まずは吉開さんは肌についてどのように自己分析しているのでしょう。

「乾燥しやすい肌質だと思うのですが、スキンケアはかなりシンプル。洗顔をしたら化粧水と乳液を。週に3回程度スリーピングマスクをすることがあるくらいです。肌が敏感なので、刺激や香りのないアイテムを選ぶようにはしています。でも、消えないニキビ跡があることと、最近ハマっているスキンダイビングなど、夏の屋外活動で増えたのかシミが気になるように。スキンダイビングは水中で映像を撮るために始めたのですが、楽しくてライセンスも取得しました。シミも気になりますが、日差しを感じられる外での活動は、仕事にもプライベートにも欠かせません」

普段鏡に映る肌と個人の体感でしか自分の肌は分析できませんが、肌測定器「イプサライザー」で、ぱっと見ではわからない肌状態を数値化。肌悩みや目指す肌状態をヒアリングしながら、肌酸素型、水分保持力、皮脂分泌力、ハリ・弾力、角層、透明感、蓄積レベルを数値化していきます。

レシピストによると、水分と油分のバランスがとりづらくなっているので整えつつ、肌への負担を抑えながら汚れをきちんと落とすことが必要だと判明。吉開さんの肌状態に合ったおすすめのエレメンツも提案しました。

吉開さんにおすすめのアイテム。(左から)

クリアアップローション 2 e 142mL /
税込 3,850円
ザ・タイムR アクア 〈医薬部外品〉200mL /
税込 4,400円
ME センシティブ 3  175mL /
税込 6,050円
プロテクターセンシティブe 30g SPF30・PA+++ /
税込 3,850円

自分自身の “ちょうどいい” を探す

「肌測定に興味はありましたが、その情報にとらわれすぎてしまうのでは……」と不安もあった吉開さんですが、乾燥をしてはいるけれど、うるおいを高めるポテンシャルはあること、そのうるおいを保持するための油分をきちんと与えることも必要など、前向きな学びがあったそうです。

「自分ではわからない不調の原因を教えてもらえたり、どんなアイテムが解決に導いてくれるのかがわかるので面白かったです。コットンを使うふきとり化粧水で肌表面の汚れを落としてから、自分の水分と皮脂のバランスに合った化粧水、化粧液でケア。与えるだけではなくて、落とすことも大切なんですね。それと、日やけ止めでの紫外線対策も引き続き、と聞きました。これまでのスキンケアステップとも大きく変わらないし、取り入れやすそうです」

無理なく取り入れられるというのは、新しいものをはじめる上で大事なこと。「あまり積極的には情報を取り入れてこなかった」と話していたスキンケアについて、今回の肌測定を通して、やりたいけどできていなかった、今後のスキンケアの目標についても話してくれました。

「肌に関しては、年齢とともに変化していくことは受け入れてはいますが、このシミさえなければ、と思うことも。今回伺ったスキンケアステップで敏感に傾いている肌を立て直したら、美白ケアを始めてみようかな、と思っています」

イプサの肌測定は今の自分の素肌と向き合い、自分が目指したい姿を見つめ直すために起こす小さなアクションの一つ。それは、暮らしと日々を内面から見つめ直した禅寺体験のような、1人ひとりのちょうどいいを探すための旅路なのです。

吉開さんにぴったりの
アイテムはこちら
  • 不要な角層を取り除く
    角層ケアローション

    クリアアップローション 2 e 142mL

    税込 3,850円

    詳しくはこちら
  • うるおいで満たし、肌あれトラブルを
    防ぐ薬用化粧水

    ザ・タイムR アクア〈医薬部外品〉200mL

    税込 4,400円

    詳しくはこちら
  • ゆらぎがちな肌をうるおいあふれる
    すこやかな肌に導く化粧液

    ME センシティブ 3 175mL

    税込 6,050円

    詳しくはこちら
  • 敏感肌をしっかり守る
    低刺激設計の日やけ止めクリーム

    プロテクター センシティブe 30g
    SPF30・PA+++

    税込 3,850円

    詳しくはこちら
CREDIT
Photo : Yuko Yasukawa / Hair&Make-up : Karen Suzuki / Styling : Kotomi Shibahara / Text : Mariko Urayasu / Edit : Shuhei Wakiyama, Yuri Sudo (HOUYHNHNM)

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