素肌茶人INTERVIEW vol.3

知らなかった
自分のよさに気づく

SINGER

SIRUP

2024.04.16

素肌茶屋「SIRUP」

知らなかった
自分のよさに気づく

2021年の「FUJI ROCK FESTIVAL ’21」では初出場ながら国内のR&Bアーティストとしては異例のGREEN STAGE(メインステージ)に立ち、2022年には自身初の日本武道館公演でチケットSOLD OUTを果たした、日本を代表するシンガーのSIRUPさん。自身の作品や活動を通してメッセージを伝える彼に、日々変化する時代に左右されない心と肌の向き合い方を伺ってきました。

SINGER

SIRUP(シラップ)

自身のルーツであるネオソウル、R&B、ゴスペル、HIPHOPなどを融合し、ジャンルにとらわれず洗練されたサウンドで常に新しい音楽体験を生み出しているアーティスト。ラップと歌を自由に行き来するボーカルスタイルで、人々の心に寄り添い、本質的に突き刺さるリリックを発信している。

  • @sirup_insta

共作で得られる自分が想像できなかったところまで到達する感動

「20歳の頃に音楽を本気でやろうと思い、25歳までに花が開かなかったらすぐにやめようと思っていました。25歳になった時にはじめて曲を自主リリースして、そこから東京でライブに呼ばれるようになり、フェーズが変わっていきましたね」

活動初期について聞いてみると、そう答えてくれたSIRUPさん。30歳までに音楽でご飯を食べられなかったら辞めようと考えていた29歳の頃に現事務所の社長と出会い、そこからはとんとん拍子で話が進み、レコード会社を通してデビューしたのが30歳の頃でした。そんな過去を経て作品を生み出してきた今までの活動において、分岐点は自身の活動名義を変えた時だと言います。

「その時期に名義をSIRUPに変えたのですが、プロデューサーが好きなことをやっていいよと言ってくれて。自分がやりたいことをやっていて気が付いたら、今……みたいな感じ。名義を変えたタイミングで、自分の中で徐々に思い切ったことができるようになったんです」

曲作りは基本的にずっと、生活していて起きることなどの日常をベースに、メモリーやダイアリーに近いものだという。「曲を作ることで、ひとつのことにフォーカスできて考えが整理できる」と分析するSIRUPさんですが、最近は他のアーティストとの共作をすることも多くなりました。そこでモットーにしているのが“人に任せる、委ねる、共作を楽しむ”ことなのだそう。

「その考えに至る前は、全部自分で完結しなければならないと考えていました。特に日本の音楽シーンは、“シンガーソングライター信仰”みたいなものがあって、全部自分でやることが素晴らしいし、それがすごいことみたいな風潮があったんです」

日本の音楽業界にある風習に違和感を持ったSIRUPさん。

「自分のルーツであるヒップホップやR&Bにはしっかりフォーカスしながら、ある程度プロデューサーに委ねて料理してもらう方がうまくいくことがわかりました。もちろんある程度自分の考えや自分の曲としてどこに落とし込むかはコントロールしますが、知らなかったけどそっちの方がかっこいいね……という体験の気持ちよさもあるんです。一緒に創ることで自分が想像できなかったところまで到達する感動を知れるようになって、人に任せる、委ねる、楽しむスタンスになりました。最近のコラボは海外の方が多く、価値観が違うので面白いし、刺激になっています」

色々な側面をもつ自分を受け入れる

SIRUPさんが国内外問わず、さまざまなアーティストと共に楽曲を制作していた最中、コロナ禍に入り、そこから肌の調子が悪くなったと感じるようになったという経験がありました。それは、色々と制限されてしまったことや、マスクをするのが日常になったこと、人と会えなくなったことなどで、知らず知らずのうちにストレスを溜め込んでしまったからではと感じていたそうです。 

「マスクをつけ始めてから、肌が擦れてアゴ周辺や顔の外側にニキビができるようになったんです。思春期でもニキビで悩んだこともなかったし、これまでは肌にトラブルを抱えるような経験もなかったので本当に困りました。皮膚科へ治療に行っても原因がわからず……。一般的にもコロナ禍のマスクとストレスで肌トラブルが増えたと聞いています」

そこからライブの合間の期間もしっかり休むようにするなど、ストレスに対してのセルフメディケーションを心掛けるように。どうしても忙しいと生活が雑になったり、自分を見失ったりしてしまいそうですが、そこにはやはり気をつけていると話します。

「プライベートは絶対マイペースに過ごすことや、自分の気分に敏感になって全ての自分をできるだけ大事にすること、自分を無理に固定化しないで変化も楽しむことを心掛けています。そして、気にしつつ気にしないというマインドと、しっかり遊んで発散することも大事ですね。普通は買い物や好きな趣味などでストレスを発散すると思います。ただ、自分は恵まれたことに一番好きな趣味の音楽を作ることが仕事となっていて、結果的としてストレス発散になっているので幸せですね。絵を描くのも好きで、アウトプットすることがストレス発散に繋がっているかな」

実はSIRUPさん、元々感情起伏が大きく、そのコントロールが上手ではなかったそう。音楽や音楽の仲間を通じて、徐々に自分と向き合えるようになったという経験もあるみたいです。

「臨床心理士の友達にアドバイスをもらったり、ファンの皆さんと社会学を学ぶ機会も作ったりして専門の知識を得ることで、自分がどういった人間なのか、自身の考え方がまとまるようになってきました。人間は色々な側面を持っているけど、社会的には一貫性を求められたりします。とにかく色々な自分があることを誰にもジャッジさせないし、されたくないんです。最近はアンミカさんの言葉を借りて“自分って200種類あんねん”と説明しています(笑)」

素肌と向き合う肌測定

自分の気持ちと向き合いストレスを溜めずに過ごす。頑張るだけでなく、しっかり休むことも大事なのだと教えてくれたSIRUPさんですが、その体と心を大切にする行動は自然と肌にもいい影響を与えているようです。

「乾燥に敏感なので、喉のケアのために加湿器をつけて寝ているのも肌に効いているかもしれません。肌のために特別なことはあんまりやらないんですが、仕事柄撮影も多いので肌が過酷な時期はパックなどでケアしています。やはり肌の調子がいいと特に撮影の仕事に影響してきますからね」

大型野外フェスへの参加も多いSIRUPさんだけに、屋外ライブでは日やけ止めを塗ったり、夜は保湿を朝以上にしたり、冬にはオイルを足したりと、自身の素肌と相談しながらしっかりとスキンケアに向き合っていました。実は以前にも肌測定をやったことがあるそうです。

「肌測定の結果、乾燥気味の部分やシミ予備軍などがわかったりして、ケアの方向性がわかったのが良かったですね。スキンケアに関しては色々と試したいタイプで、今はまだ自分に合った化粧品を探しているところ。だいたい一年毎にスキンケア用品を変えている感じです」

肌のターンオーバーのサイクルは約6週間。イプサでは季節ごとの3ヶ月に一度は肌測定するのをおすすめしています。それは、季節ごとに肌への外的影響が変わっていくからです。そんな説明をしたら、イプサの肌測定器「イプサライザー」で肌の状態をチェック。お悩みなどを伺いながら、肌酸素型、水分保持力、皮脂分泌力、ハリ・弾力、角層、透明感、蓄積レベルなど、一見してわからない肌に関することを数値化していきます。

自分の“今”を知ることが大事

お手入れのレシピを作るレシピストによると、SIRUPさんはポテンシャルの高い素肌で、全体的なバランスは“よい状態”とのこと。美しい肌にとって重要な水分をしっかり蓄えておける肌なので、加えて環境等のダメージ要因から肌を守るケアがおすすめとなりました。

そこでレシピとして出てきたのが『ルミナイジング クレイe』、『ザ・タイムR アクア』、『ME アルティメイトe 2』、『プロテクター サンシールドe』の4つ。水分保持力が高い状態にあるSIRUPさんの肌へさらに水分が満たされた状態にする化粧水『ザ・タイムR アクア』と、美白有効成分を配合した化粧液『ME アルティメイトe 2』が肌状態に合うという結果に。

そして、毛穴まわりの汚れをとり除き皮脂を吸着洗浄することでやわらかく透明感のある肌にととのえるクレイ状洗顔料『ルミナイジング クレイe』を週に1〜2回のケアとして、そして野外フェスなどが多い環境を配慮して紫外線対策にプラスして空気中のチリやホコリなどの付着からもブロックしてくれる日やけ止め『プロテクター サンシールドe』もおすすめしました。

SIRUPさんにおすすめのアイテム。(左から)

ルミナイジング クレイe 100g /
税込 4,400円
ザ・タイムR アクア 〈医薬部外品〉200mL /
税込 4,400円
ME アルティメイトe 2 〈医薬部外品〉 50mL /
税込 11,000円
プロテクター サンシールドe 30mL
SPF50+ PA++++ UV耐水性★★
/
税込 3,080円

「マスクなどの摩擦ですぐ赤くなっていたし、乾燥するので皮脂が多く分泌されていると思っていましたが、意外にも水分と皮脂のバランスがよい状態だったことに驚きました。ここ2年ぐらいはニキビにも悩まされていたので、ポテンシャルの高い肌だったというのは意外でしたね」

肌測定の結果が予想外だったというSIRUPさんですが、今は年齢とともに変化してきた肌に合う化粧品を探している最中。スキンケアの好みは無香料とのことで、無香料のイプサなら安心していつも通りの感覚でお使いいただけそうです。イプサにはどんなイメージを持っていたのでしょう?

「イプサのオシャレなボトルはよく目にしていて、空港の免税店などで見かけていました。最近は肌状態が悪かったのですが、水分がしっかり蓄えられていると測定結果がでたので、維持できるように、おすすめしてもらった商品を使って、しっかりスキンケアをやっていきたいと思います」

SIRUPさんがさまざまなアーティストに委ねて共鳴しながら共作することで、知らなかった自分の姿を見つけてきたという経験。それは、イプサがレシピストによるカウンセリングと肌測定を通して、お客さま1人ひとりと意見交換し、いっしょに最適なレシピを作る共創という考え方と通じるところがあるかもしれません。今まで気がつかなかった自分の新たな魅力に気づくことが、より充実した明日への一歩となるのです。

SIRUPさんにぴったりの
アイテムはこちら
  • つるんと磨き上げる、
    クレイ状洗顔料

    ルミナイジング クレイe 100g

    税込 4,400円

    詳しくはこちら
  • うるおいで満たし、肌あれトラブルを
    防ぐ薬用化粧水

    ザ・タイムR アクア〈医薬部外品〉200mL

    税込 4,400円

    詳しくはこちら
  • 深いうるおいと上質なハリ感、
    透明感あふれる肌へと導く化粧液

    ME アルティメイトe 2〈医薬部外品〉50mL

    税込 11,000円

    詳しくはこちら
  • 顔にもボディにも、汗・水・皮脂に
    強い日やけ止め乳液

    プロテクター サンシールドe 30mL
    SPF50+ PA++++ UV耐水性★★

    税込 3,080円

    詳しくはこちら
CREDIT
Photo : YukoYasukawa / Hair &Make-up : TAKAI / Text : Yoshiyuki Ushijima(NOTECH)/ Edit : Shuhei Wakiyama, Yuri Sudo (HOUYHNHNM)

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