素肌茶人INTERVIEW vol.5

自分らしいスタイルをつくる
秘訣は「無理をしない」こと

HAIR MAKEUP ARTIST

池田 奈穂

2024.04.16

素肌茶屋「池田 奈穂」

自分らしいスタイルをつくる秘訣は「無理をしない」こと

ロンドンへの留学を経験し、ヘアメイクアップアーティスト・フリーの美容師として活躍する池田奈穂さん。沢山の人を近くで見てきた池田さんらしい視点から、スキンケアや自身との向き合い方、自分らしく過ごすためのライフスタイルなどについて伺ってみました。

HAIR MAKEUP ARTIST

池田 奈穂(いけだ なほ)

東京のヘアサロンに勤務後、現在はフリーランスの美容師・ヘアメイクアップアーティストとして活動中。2021年にはワーキングホリデーでロンドンに滞在し、現地でスキルを磨く。そこで得た経験を生かして、東京でファッションブランドや広告などの撮影現場で活躍している。

  • @naho__ikeda

肌測定からはじまる、自由なスキンケア

主にファッション媒体やブランドルックでモデルさんへのヘアメイクを行いながら、表参道でのサロンワーク業もこなす池田さん。

「もともとヘアメイク仲間の間でイプサは好評なんです。『ザ・タイムR アクア』をオススメしてくれる知人が多かったので、私も仕事で使い始めてみて納得。様々なモデルさんとお会いしますが、水分をたっぷり与えてくれるこの化粧水はどんな肌質にも合いやすく、みずみずしさが持続するのがいいですね。もう一つ愛用しているのがスティック状美容液の『ザ・タイムR デイエッセンススティックe』。暖房が効いていて乾燥する屋内では撮影中に肌がつっぱってきてしまうことがありますが、これをひと塗りするとなめらかに整います。持ち歩きやすいスティック状で、さっとケアできるのが便利です。ちなみにイプサは、上品でエレガントなデザインも好みです」

お仕事柄、いろいろな肌に触れるからこそ、スキンケアアイテムへの知見が深い池田さん。数あるブランドからイプサを選んでくれているのはうれしいものです。お仕事中はプロフェッショナルである池田さんですが、昨年は自身の肌トラブルの経験があったそう。

「基本的に肌が強い方だと思っているんですが、季節の変わり目や花粉がひどい時期になると乾燥とむくみが気になります。春と夏は外で長時間の撮影をすることも多く、花粉や紫外線のダメージがひどいんです。去年はいつも使っている化粧水が染みるほどのダメージを受けました。触るとガサガサになっていたので皮膚科で診てもらうと『紫外線の影響でバリア機能が低下している』と。今は回復しましたがもう同じ経験はしたくないので、これからの対策も含めて、自分の肌が何に弱くてどんなケアが必要か気になります」

自分の肌が強いと思っていたからこそ、スキンケアにこだわりきれていなかったという池田さん。果たしてその肌はどんな個性を持っているのか。肌測定で見てみましょう。

イプサの店舗では、レシピストがお客さま1人ひとりの素肌を測定し、ケアに最適なエレメンツ(イプサの製品)を選び、レシピとして提案しています。お悩みや目指したい肌などをヒアリングしたのち、独自の肌測定器「イプサライザー」で素肌の状態をチェック。肌の酸素状態を見極める「肌酸素型」や水分保持力、皮脂分泌力、透明感、ハリ・弾力などを総合的に数値化し、スキンケアの手助けをしています。

肌測定の結果、水分保持力が低下し肌から水分が逃げていることが乾燥の原因になっていると分かりました。そんな池田さんには、肌表面のキメを整え水分を与えてくれる『ザ・タイムR アクア』と、素肌のバランスを整えて、活力に満ちた美しい肌を目指す化粧液『ME 4』、高密着バリアでうるおいを密封しみずみずしい肌を保ってくれる美容液『バリアセラム』の3アイテムがおすすめ。日頃のルーティンとして取り込むことで、うるおいのある、すこやかな肌を保ちます。

「半分は予想通り、もう半分は予想外な結果でした。日常的に目にみえる肌トラブルが少ないので、ケアを怠っていた自覚はあります(笑)。今も肌表面がゴワつきやすかったり皮脂も足りていなかったりと、自分では気づいてなかった部分がたくさんありますね。お仕事で使っていた『ザ・タイムR アクア』は、私こそ使った方が良かったんですね(笑)。水分と油分の両方を補うことで、バランスのいいヘルシーな肌を目指したいです」

どれだけスキンケアに気を配っていたとしても、自分の肌に合っていないアイテムややり方では効果を得られません。池田さんのように、肌測定を受けることで肌悩みの原因がはっきりとわかれば何を選べばいいのかが自ずと見えてきます。結果に興味津々の池田さんは、これからのスキンケアも自由に楽しみたいそう。

池田さんにおすすめのアイテム。(右から)

ザ・タイムR アクア 〈医薬部外品〉 200mL /
税込 4,400円
ME 4 〈医薬部外品〉 175mL /
税込 7,150円
バリアセラム 50g /
税込 5,500円

「レシピストさんからは、今日教えてもらったルーティンに他のお気に入りのアイテムを加えてもいいと聞きました。私は新しいアイテムもどんどん試したいタイプなので、これからはイプサでのルーティンをベースにしながら柔軟にスキンケアを楽しみたい。まずは基本のアイテムとして必要なレシピを取り入れられている安心感があるので、何をプラスするかも考えやすくなりますね。肌のコンディションはメンタルにも大きく影響してしまうものですが、今日は肌測定によってロジカルな理解が深まりましたし、これからはもっと自分の肌を労わってあげられそうです」

池田さんは、肌や髪のすこやかさがポジティブなマインドに直結すると語ります。

「肌のコンディションがいいと、メイクのノリがよくなり自信にも繋がるので、ファッションを心から楽しめる。友人から『なんでそんなに肌が綺麗なの?』と褒められたりすると、やっぱり嬉しいですよね。以前、美容師を目指してアシスタントをしていた頃は、早朝から深夜まで働く不規則な生活が続いていました。ジャンクなご飯で済ませてしまうこともあって人生で一番肌があれていましたね。自分の肌があれているのがストレスになって、またニキビが増えていくという悪循環に陥ってしまって……。ここ最近は、できる限り無添加の食品を選ぶようになりましたし、内側からのケアを意識して白湯や甘酒をよく飲んでいます」

ロンドンで出会えた、自然体の自分

そんなアシスタント時代や美容師時代を経て、フリーの美容師・ヘアメイクアップアーティストとして現在は活動している池田さんですが、留学先のロンドンでコロナ禍を経験したことが、今の在り方の糧になったそうです。

「ヘアメイクを学ぶために27歳の時にロンドンへ渡りました。その時知り合った同年代とは仲良しでありながら、お互いにライバル。何の仕事をして誰のアシスタントになったか……耳にするたびに『頑張らなきゃ』と奮い立たされました。そんな中、程なくしてコロナ禍のロックダウンに突入。競争のムードから『みんなで助け合おう』という空気に一変したんです。それまでの何もない日常の方が、むしろ自分のことだけに精一杯になっていたと気付きました。みんなで仕事を紹介し合い、お互いを気にかけるようになり、時には公園に集まってピクニックをしたり。苦境の中だとしても自然体で過ごす方がどんなに気持ちのいいことか、身をもって体験したんです」

ロンドンで自然体の心地よさを知った池田さんは、帰国後も自分らしく過ごす時間を大切にしているそう。

「自分が美しいと思うもの、気持ちのいいこと、そういう感受性に素直になって過ごしたい。無理をしたり、人と比べたり、焦ったりすることには何の意味もないように感じます。SNS上に溢れる情報をうのみにせず自分の目で確かめて判断したいし、流行をキャッチアップすることに必死にならなくてもいいんですよね。最近は読書をしたり、アニメを見ながら編み物をするのが一番の息抜き。結構インドア派なんです(笑)。それから睡眠を多く取ることも意識しています。最近、髪をハイトーンにしたんですが、枕カバーをシルクのものに変えてみたら痛みがあまり気にならなくて早速効果を実感しました。睡眠時間をもう少しグレードアップさせたくて、ちょっといいパジャマを購入しようか検討中です」

池田さんは、心をヘルシーな状態に保つことで、仕事と私生活に良い循環が生まれるとも言います。去年の秋にはもう一度海外へ行ってきたそう。

「リフレッシュというよりも自分の気持ちを確認するために行ってきました。また海外で仕事をしたいのか、どんな作品をつくりたいのか、改めて自分とじっくり向き合う時間が必要でした。そこで思考をクリアにしてきたからこそ、日本に帰ってきて自分のためにより時間を使うようになりました。趣味の編み物や語学を学んだり、今、本当にやりたいと思うことを優先しています。オンの時間とオフの時間はどちらも一つの自分ですから、どちらかだけすごく上手くいったりはしないもので……心の状態をきちんと知り、仕事と私生活のバランスを取ることで好循環が生まれ、仕事のパフォーマンスも上がります」

私生活といえば、SNSにアップされるインテリアやファッションでも注目を集める池田さん。そのこだわりには自分のことを大切にする姿勢が感じられます。

「自分をケアするためにも好きなものに囲まれるようにしています。選ぶのは、デザインやストーリーについて語れるものが多いかな。意識が行き届いていない買い物はあまりしません。気分のアガるものに触れるようにしているので、普段自分で使うスキンケアアイテムもインテリアになじむと嬉しいですし香りのいいものが好き。歳を重ねるごとに自分に似合うものは変化するのでトレンドを追ったりもしなくなっています。20代の頃の私は発色のいい赤リップにヘアスタイルはお団子というパリっぽいスタイルを好んでましたが、最近はブラウンやベージュ系のワントーンのメイクで仕上げることが多い。メイクを作り込むというより、素肌を生かすようなスタイルが自分らしい気がしますね」

撮影の現場ではモデルのヘアメイク、サロンではお客さんのヘアカット。これまでお仕事を通して、だれかの個性を引き立ててきた池田さんですが、そのパフォーマンスを支えていたのは、きっと彼女にぶれない芯があったから。自分をよく理解することで、他人のよさを最大限に引き出すことができます。それは肌も一緒のようです。

池田さんにぴったりの
アイテムはこちら
  • うるおいで満たし、肌あれトラブルを
    防ぐ薬用化粧水

    ザ・タイムR アクア〈医薬部外品〉200mL

    税込 4,400円

    詳しくはこちら
  • 素肌のバランスを整え、
    活力に満ちたような肌に導く化粧液

    ME 4〈医薬部外品〉175mL

    税込 7,150円

    詳しくはこちら
  • うるおいを密閉する高密着バリアで
    みずみずしさをキープする美容液

    バリアセラム 50g

    税込 5,500円

    詳しくはこちら
CREDIT
Photo : YukoYasukawa / Text : Takako Nagai / Edit : Shuhei Wakiyama, Yuri Sudo (HOUYHNHNM)

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