素肌茶人INTERVIEW vol.6

日々の積み重ねの先に

ACTOR

笠松 将

2024.04.30

素肌茶屋「笠松 将」

日々の積み重ねの先に

2013年から俳優活動を本格的に開始し、近年は『ガンニバル(Disney+)』や日米合作の『TOKYO VICE(Max)』といった世界配信の作品への出演が相次ぐなど、活躍の幅をいっそう広げている笠松将さん。ストイックかつ自由で、心身ともに健康的なパワーが感じられる笠松さんに、日々の生活と素肌との関係性を伺いました。

ACTOR

笠松 将(かさまつ しょう)

国内外の作品で活躍している俳優。『花と雨』(2019)で映画初主演を飾り、以後映画、ドラマ、動画配信サービスなどメディアを問わずさまざまな作品に出演。シーズン1への出演で話題となった日米共同制作のドラマ『TOKYO VICE』のシーズン2が、この春に「WOWOW」で放送・配信をスタートした。

  • @show_kasamatsu_official

運動と自炊を中心とした
ルーティン

熱心なトレーニングの末に手に入れた、引き締まった体が魅力的な笠松さん。聞けば「食事と運動は人間の根本なので普段から気を遣っています」と。彼の生活の核とも取れる言葉でインタビューがスタートしました。

「僕は車を運転するから、お酒も飲まないしたっぷり寝るし、かなり健康だと思いますよ。運動は筋トレと散歩がメインで、料理はほとんど自炊。“外食=ご褒美” という意識の方が多いと思いますが、僕にとっては自炊がご褒美なんです。作るメニューはいつも決まっていて、鶏肉と米と味噌汁とサラダが中心。そういう小さな積み重ねが、自信に繋がっていくと思うんですよね」

笠松さんがつくったある日の食事

仕事の日は、必ず出発の1時間前に起きるのがルーティン。しかし、顔を洗ったり髪をセットしたりはせず、服を着替えて水を飲み、ひたすらぼーっとしているだけなのだとか。

「だったらもっと遅く起きればいいじゃんって思われるかもしれませんが、なぜかそうはならないんですよ。何も考えずにいる時間も僕にとって必要なのだと思います。家からは車で移動するので、そこで徐々に仕事のスイッチが入ります。運転中はいつも大熱唱(笑)。ジャンルはヒップホップが多いですが、気分次第でバラードを再生することも。歌っているとかなりストレス発散になりますよ」

信頼できる人からのススメ

そんな生活を続けてきた笠松さんは、自身の肌について「赤くなりやすいのが悩み」だと話します。乾燥に敏感で、皮ふが薄いと言われることが多いのだそう。そんな彼が悩みの末にたどり着いたのは、偶然にもイプサのアイテムでした。

「何事も信頼できる人からのおすすめが一番! メイクさんにイプサを教えてもらって以来、ずっと使っています。僕はメンズコスメにありがちなサッパリ重視のものが苦手なので、しっかり保湿してくれるところがお気に入り。今は『ME センシティブ 2』を使っているのですが、もっと重めのものも取り入れてみたくて。クリーム系のアイテムも気になっています」

長くイプサを愛用している笠松さんですが、まだ肌測定は受けたことがないそう。そこで、今の肌状態を確かめるために、肌測定器「イプサライザー」でさまざまな項目を丁寧に数値化してみます。

レシピストによると、笠松さんの肌は水分保持力が高く、みずみずしい肌。透明感をよりアップさせるために、乾燥しやすい頬や目もとを丁寧に保湿するようアドバイスがありました。現在の肌にぴったりの、3つのエレメンツが選定されました。

笠松さんにおすすめのアイテム。(左から)

ザ・タイムR アクア 〈医薬部外品〉 200mL /
税込 4,400円
ME センシティブ 2 175mL /
税込 6,050円
クリーム アルティメイト 〈医薬部外品〉 30g /
税込 22,000円

デリケートであれやすい笠松さんにおすすめの化粧液として「ME センシティブ 2」をセレクト。独自成分「OX-ME成分SE(*)」を配合し、肌のうるおいバリアをサポートし、すこやかな透明感あふれる肌へと導きます。

*OX-ME成分SE(アラントイン・イザヨイバラ果実エキス・エリスリトール・グリセリン)(保湿成分)配合

ちなみに、メイクさんからおすすめされていたアイテムは偶然にも「ME センシティブ 2」。笠松さんの言葉通り、身近なプロに聞くのもひとつの手のようです。

さらに、保湿効果を高めたいという笠松さんにおすすめなのが「クリーム アルティメイト」。肌にとけ込むようななめらかな使い心地のクリームで、ハリのある肌に導き、さらには生き生きとした生命感あふれる表情を引き出してくれます。役の感情を表情であらわす場面が多い笠松さんにぜひ使ってもらいたいアイテムです。

完璧を求めず、自分にとって
良い状態を

肌測定を終えて、笠松さんはこう振り返ります。

「きっとネガティブなことを言われると思って身構えていたのですが(笑)、良いところはしっかり褒めてもらえて、足りないところを教えてくれるので、自信をもらえました。新たにクリーム アルティメイトを取り入れることで、肌がどう変化していくかが楽しみです」

自分に合ったスキンケアのレシピでいっそう肌の調子が良くなるであろう笠松さんに、肌の状態がパフォーマンスに与える影響について聞くと、「いい時は自信を持ってお芝居できるし、たとえ悪くてもそれを利用できるから気にしません」という思ってもみない答えが。

「肌の状態が良くないから他のことまでダメになったとは考えません。コンディションが完璧じゃない時にできることが、その人本来の実力だと思うんです。たとえ肌にトラブルがあっても、その違和感を活かしたり、わざと芝居で掻いたり、無理に良い状態ぶらないようにしています。完璧を求めると大変なので、自分にとって良い状態を保つことが大切。120点を目指すのではなく、80点をキープするのがちょうどいいんです。それがなかなか難しいんですけどね」

ダメな状態をも受け入れる正直さは、笠松さんの人間性を表しているようにも思えます。

自分の限界や敗北を知りたい

俳優としてめざましい活躍をされている笠松さんですが、最近ではそのフィールドが国内にとどまらず海外にまで。個性豊かな俳優陣とコミュニケーションをとり、たくさんの才能に触れる中で、笠松さんは自分らしさについてどのように考えているのでしょうか。

「実は、自分らしさをどう作るかってあまり意識したことがないんですよ。どんなものを食べて、どんな仕事をして、どんな人と遊んで、どんなふうに生きて……っていう日々の継続が僕らしさを形づくっていると思うんです。何かひとつを成し遂げようとするのではなく、人生を通して自分の平均点を上げていくイメージです。だから、肌に関しても “今日の肌” はそれほど気にしません。それより、自分の孫やひ孫にどれだけ健康な遺伝子を残せるかを意識しています(笑)」

日々の努力を怠らず、先々のことを考えつつも目の前の仕事に全力で向き合っている笠松さんですが、自身の成長に関しては「インプットが最大のアウトプットで、アウトプットが最大のインプット」だと話します。

「引力みたいなもので、グッと引き寄せたらその分出ていくものがあるし、その逆もあります。だから、とにかくめちゃくちゃ頑張るっていうのが大事だと思うんです。それで怪我したり笑われたりしたとしても、エネルギーをかけた分だけ得られるものがあるはずなので。もちろん映画を観たり本を読んだりもしますが、それだけじゃ足りないと思うんです。ちゃんと自分のエネルギーを使った方が、僕は成長できる気がします」

映画業界・メディア業界が目まぐるしく変化している昨今。配信サービスのオリジナル作品が国内外で主流となり、笠松さんも多く出演されています。そんな中、これまでにどんな変化を経て、この先どう変わっていきたいのかを尋ねました。

「トレンドはあまり意識しすぎず、時代と一緒に僕も変わってきました。時計の長針と短針みたいに、一周の中でどこか一回は重なり合うような感覚です。最近は海外の仕事も増えていますが、もちろん日本の作品も好きだし、バラエティ番組に出るのも楽しいし、こうやって取材を受けるのも好き。僕が仕事をした分だけ、いろんな方面から『あなたにこの仕事をやってほしい』というラブレターを受け取っているわけだから、それは大切に集めておきたいですよね。だからいただいた仕事は一つひとつ大切にしています」

業界内外にかかわらずファンが増えている理由は、こういった大小問わず仕事に打ち込む姿勢にあるのかもしれません。そんな笠松さんは数年後、数十年後の未来をどう想像しているのでしょうか。

「この間、俳優の先輩に将来のことを聞かれて、パッと頭に浮かんだ目標が “無理なら無理って自覚したい” でした。行けるところまで行って終わらせたい。僕、ほとんどのことに興味ないんですよ。フォロワーもそんなに欲しくないし、映画1本でいくら欲しいとかも特にない。じゃあ何でこの仕事を続けているんだろう?って考えたら、自分の限界や敗北を知りたいんだろうなって。そこへ到達した時に、これまで頑張ったという満足感をようやく得られると思うんです。“月9を見るために街からOLが消えた” っていう昔の逸話があるじゃないですか。僕もそのくらいの影響力を持って人を動かすようなことを成し遂げてみたいですね」

静かに熱く、自分の未来について語ってくれた笠松さん。たびたび繰り返していた「何事も積み重ね」という言葉が、自らのスタイルで1日1日と向き合う笠松さんの生き様を表しているように感じました。それはきっと、イプサが提案する、一朝一夕では手に入らない “積み重ね” のスキンケアにも通ずるのではないでしょうか。

笠松さんにぴったりの
アイテムはこちら
  • うるおいで満たし、肌あれトラブルを
    防ぐ薬用化粧水

    ザ・タイムR アクア〈医薬部外品〉200mL

    税込 4,400円

    詳しくはこちら
  • ゆらぎがちな肌をうるおいあふれるすこやかな肌に導く化粧液

    ME センシティブ 2 175mL

    税込 6,050円

    詳しくはこちら
  • なめらかなテクスチャーで肌に濃密なうるおいとハリを与えるクリーム

    クリーム アルティメイト〈医薬部外品〉30g

    税込 22,000円

    詳しくはこちら
CREDIT
Photo : Yuko Yasukawa / Hair &Make-up : Shihomi Mochizuki / Styling : Masahiro Hiramatsu (Y's C) / Text : Momoko Oba / Edit : Shuhei Wakiyama、Yuri Sudo (HOUYHNHNM)

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