素肌茶人INTERVIEW vol.7

コミュニケーションから
生まれる自分らしさ

ARTIST

とんだ林 蘭

2024.04.30

素肌茶屋「とんだ林 蘭」

コミュニケーションから生まれる自分らしさ

アーティストであり、ミュージシャンのCDジャケットや広告のビジュアル制作でも熱烈に支持されるアートディレクターのとんだ林蘭さん。時にはエッジの効いた可愛さ、時にはポップな斬新さで見るものを惹きつけるクリエイションを生み出し続けながら、その表現方法は多彩。独創的な創作を体の内側から支えるのは、日々のスキンケアや日常の過ごし方などに散りばめられた、欠かせないルーティンの数々です。オンとオフの両面を伺いながら、その素顔に迫ります。

ARTIST

とんだ林 蘭(とんだばやし らん)

東京を拠点に活動を行うアーティスト。コラージュ、イラスト、立体、映像などのさまざまな表現方法で、ミュージシャンのアートディレクション、国内外のファッションブランドへの作品提供、広告ビジュアルを手掛けるクリエイターとしての一面もある。

  • @tondabayashiran

センスを集めながら
作っていく仕事

アートディレクターという仕事は、何かを世の中に広めるために、その魅力を最大限に引き出す絵づくりをする人。たとえば、ミュージシャンのCDジャケットの場合は、その曲の雰囲気や伝えたいことを汲み取り、ジャケットの枠内で表現をする。そのためにはどんな表現をするかという発想力に加えて、カメラマン、スタイリストなどクリエイターを動かす力も求められます。

さまざまな能力が必要な職業ですが、中でもとんだ林蘭さんは数々の作品に携わり、さらにはアーティストとしても作品作りをされています。第一線で活躍している彼女がどのようなことを考えて仕事に向き合っているのでしょう。

「仕事でいただくお題は自分でコントロールできません。まずはテーマをいただき、打ち合わせでしっかりと深掘りをし、その文脈から発想していきます。いくつかの案件を並行しているので、今日と明日で全く違うイメージのラフコンテを書く必要があることも。完成まで半年かかることがあれば、自分1人で1日で仕上げることもあります。アートディレクターとしてはお題に応えたビジュアルとして成立することが何よりも大切。作風への固執はありませんし、イメージごとに依頼するクリエイターさんは変わってきます。チームで制作する時にはコミュニケーションを大切にしていて、現場に挑む前に全員のイメージを同期させる擦り合わせが重要です」

ご自身らしさが色濃い作品もあれば、裏方に徹することもあるそうですが、仕事の醍醐味をこう語ります。

「全く飽きのこない、この仕事が好きです。やりがいを感じるのは撮影現場。目の前でビジュアルになっていく瞬間にエネルギーを感じますし、できあがりの達成感も大きい。その時々の目的にあわせて、クリエイターの皆さんのセンスを集めながら作っていくのが仕事の醍醐味ですね」

ご自身らしさが色濃い作品もあれば、裏方に徹することもあるそうですが、仕事の醍醐味をこう語ります。

「全く飽きのこない、この仕事が好きです。やりがいを感じるのは撮影現場。目の前でビジュアルになっていく瞬間にエネルギーを感じますし、できあがりの達成感も大きい。その時々の目的にあわせて、クリエイターの皆さんのセンスを集めながら作っていくのが仕事の醍醐味ですね」

当たり前の日常こそがインプット

同じ作業を繰り返していくというより、次々とやってくるお仕事に対して多彩なアウトプットを続ける。とんだ林さんにとっては、当たり前の日常こそがインプットになっているそうです。

「インプットの時間を意識的にとったり、メモをとったりはしません。仕事で出会う方々や日常の中で目に止まったものが自分の新しい価値観として取り込まれていきますし、考えていることを友人たちにシェアして話し合うことなんかも大切な時間のひとつ。内側の世界はいつも広がっていくように感じていて、基本的にアイディアは自然と浮かんできたり、偶然の中から生まれたりしていて、そういったものが好きです」

いまやさまざまな場面でとんだ林さんの活動を目にしますが、始まりはどのようなものだったのでしょうか。

「やりたいことを仕事にしている人たちと出会い、自分もそういう人生を歩みたいと思いました。なれるかどうかよりも、何になれたら嬉しいか?を考えたときに、漫画家が頭に浮かんですぐに絵を描きはじめたんです。漫画は早々に挫折してしまったのですが、あれが自分の表現のスタートだったと思います」

自分の気持ちに従ってはじめの一歩を踏み出したことで、制作意欲が湧いてきたそうで、とにかく毎日作品を作っていた時期もあったとのこと。作ってはインスタグラムや個展で発信して、また作って、その繰り返しだったそうです。今のとんだ林さんを形作っているのは、そういったトライアンドエラーの日々なのかもしれません。

肌をいたわること自体が
ルーティン

とんだ林さんは、多忙を極める日々のなかで自分をヘルシーな状態に保つコツも掴んでいるそう。

「忙しく働くこと自体は、嬉しいという感覚(笑)。ただし無理がない範囲でスケジュールを管理していますよ。どこまでハードに動けるかという体の状態については、長年の積み重ねですでにわかっていますから。そして、会いたい人に会って、食べたい物を食べる。心が喜ぶ過ごし方をすることは、精神的な健康に繋がります。自分をケアすることで仕事のモチベーションも保てますし、いい発想が生まれるんです」

仕事で柔軟な思考が求められる反動なのか、プライベートではルーティンが大切だという、とんだ林さん。

「実は生活に大きな変化を加えるのは得意でなく、年末年始やゴールデンウィーク、夏休みなどの特別な期間は日常が崩れるような気がして苦手なんです。毎日、同じアニメを流しながら作業をしているんですが、自宅では決まったルーティンがある方がリズムに乗りやすく落ち着きます。『サザエさん』や『キテレツ大百科』『名探偵コナン』みたいに何百話もあるものがいいですね。長らくルーティンにできるので(笑)」

自宅での決まりごととして、スキンケアにも朝・メイク前・夜のマイルールがあるようです。面倒では全くなく、しっかりといたわってあげる満足感の方が大きいそう。

「仕事柄、基本は裏方ですが、自分が前に出る場面もあるので、美容はめんどくさがらずルーティンにして楽しんでいます。肌のケアは歯を磨くのと同じように、自分の体に必要な習慣。起きたらすぐに洗顔・化粧水・美容液・アイクリーム・クリーム・シートマスクを。外出をする前にはスチーマーと保湿をしてからメイクをするのが定番。帰宅したら、どれだけ疲れていてもしっかりケアをして眠りにつきます。お酒を飲みすぎて帰ってきた日さえも、気付かぬうちに終えているくらい当たり前の習慣です」

肌の状態によって自分の調子や振る舞い方が変わると、とんだ林さんは続けます。

「素肌の状態によってメイクの仕上がりは大きく変わりますし、肌の状態がいいと前向きになれて、自分の中の社交性が増すので人と会いたくなります。肌があれていて自信がないとポジティブになれませんよね。自分的に良いと思える状態でいたいんです」

アートディレクターという仕事に必要なのは、クリエイティブな思考はもちろん、沢山の人と関わることからコミュニケーション力も大事になってきます。素肌を整えることで自分に自信を持ち、心も良い方向へと向く。そんなポジティブな肌と心の良循環は、結果的に仕事を円滑に回すきっかけにも繋がっているのかもしれませんね。

正しいステップを
踏んでいくのが面白い

しっかりケアをしていても、なんとなくの体感でしかわからない肌状態。それをレシピストが肌測定器「イプサライザー」で測定していきます。とんだ林さんが感じる肌悩みや目指す肌状態をヒアリングしながら、カウンセリングに必要な数値も採取。

「年齢にともなって重視したいケアが変わり、アンテナは張っているつもりです。最近は友人と情報交換をしながら紫外線ケアや保湿力の高いアイテムを購入していました。イプサはお部屋のどこに置いても成り立つシンプルなデザインと、クリアな透明感のあるパッケージの印象で気になっていたので、今日は初めての肌測定に興味津々で来ました。これまで感覚的にケアしてきたものが改めて数値化されるのが楽しみですし、プレッシャーとワクワク感がともにありますね(笑)」

レシピストによると、とんだ林さんの肌状態は良好でポテンシャルが高いそう。肌の生まれ変わりのリズムが整いやすく、水分保持力も高いという結果でした。しかし、生活環境によって気づかないうちにダメージが進行しやすいようです。屋外での撮影で紫外線を多く浴びる日もあるという、とんだ林さんにおすすめのエレメンツがこちら。

とんだ林さんにおすすめのアイテム。(右から)

エッセンスローション アルティメイト 150mL /
税込 9,900円
ME  3 〈医薬部外品〉 175mL /
税込 7,150円
バウンス インテンス クリーム 50g /
税込 9,900円
プロテクター マルチシールド SPF50+ PA++++  30mL /
税込 4,950円

まずは、砂漠に生育する植物“ミロタムヌス フラベリフォリア”から抽出したエキス(ハリ保湿成分)を配合した化粧水「エッセンスローション アルティメイト」。ハリ感とうるおいあふれる肌に導きます。次に、みずみずしくなめらかな一方、部分的にカサつきや脂っぽさを感じるということで、独自成分「OX-ME成分α」(*1)で角層細胞1つひとつをうるおいで満たす化粧液「ME 3」を。

さらに、うるおいとハリに満ちた肌へと導くイーブンバウンス成分(*2) と、モイストアダプティング成分(*3)を配合した「バウンス インテンス クリーム」でハリツヤ肌へと導きます。紫外線(UV-A、UV-B)やブルーライトを含む太陽光によって起こりうる乾燥ダメージをケアし、花粉、チリ・ほこりなどの空気汚れを防ぐ、美容液のような使い心地の紫外線ケア「プロテクター マルチシールド」もおすすめしました。

*1 OX-ME成分α:ヒオウギエキス・ハチミツ・グリセリン(保湿成分)
*2 イーブンバウンス成分:オランダガラシ葉/茎エキス・ゲットウ葉エキス・ベニバナ花エキス・グリセリン(ハリ保湿成分)
*3 モイストアダプティング成分:アシタバ葉/茎エキス・グリセリン(保湿成分)

「嬉しい結果もありましたが、ハッとすることも。たしかに仕事柄、睡眠時間や食事は不規則になりがちで、正直、暴飲暴食している日もあるんです。それがゆらぎに繋がってしまうんですね……。毎日のケアでなんとなく感じていましたが、肌測定で目に見える結果になり、必要なものが明確になりました」

エレメンツの役割を理解したうえでスキンケアのステップを踏むことで「より楽しく肌と向き合えそう」という、とんだ林さん。

「正しいステップを踏んでいくのが面白いですね。保湿をする前に、肌にある余分なものを一掃するという考え方にも納得。私にとっては、紫外線に加えて空気中のチリやホコリなんかの外的要因から守ってくれるという日やけ止め乳液も魅力的です。使うものの効果をはっきりと知ることで、より充実感のあるスキンケアができそうです。今、お気に入りのアニメ『ポケモン』をお供に、じっくりケアしたいと思います(笑)」

常にマルチタスクをこなしているだけに、自分の直感に従う場面もあれば、だれかに相談をしながら擦り合わせる場面もあるという、とんだ林さん。それは肌に置き換えても同じこと。これまで感覚で取り入れてきたものは大切にしながら、カウンセリングで明らかになった部分をロジカルに補っていくことが大事なのです。

とんだ林さんにぴったりの
アイテムはこちら
  • 肌をうるおいのハリ、
    透明感で満たす化粧水

    エッセンスローション アルティメイト 150mL

    税込 9,900円

    詳しくはこちら
  • 素肌のバランスを整え、
    活力に満ちたような肌に導く化粧液

    ME 3〈医薬部外品〉175mL

    税込 7,150円

    詳しくはこちら
  • うるおいで満たし、ハリ弾力のある肌に導くクリーム

    バウンス インテンス クリーム 50g

    税込 9,900円

    詳しくはこちら
  • 紫外線から肌を守り、明るく透明感のある肌に導く日やけ止め乳液

    プロテクター マルチシールド SPF50+ PA++++ 30mL

    税込 4,950円

    詳しくはこちら
CREDIT
Photo : Yuko Yasukawa / Hair &Make-up : Karen Suzuki / Styling : Kotomi Shibahara / Text : Mariko Urayasu / Edit : Shuhei Wakiyama, Yuri Sudo (HOUYHNHNM)

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